サクラ

　かわいさを含めた総合値は高めだが初期実装の歩行杖ということで戦闘に関わるステータスは控えめ
　現在は★3～★4の低レアリティ排出がされており限界突破のし易さが魅力
　低レアリティでベース個体の選別が容易なため運用する場合は攻撃・回復の両面に関わる攻撃得意をベースにすることを推奨
　開花を利用し攻撃・速さ得意で限界突破+10と歩行花25を捧げて召喚士との絆をSにした場合のステータスはH50-攻42-速44-守35-魔41と現在の基準でも十分に活躍できるスペックである
　サクラは歩行杖の中でも一芸特化ではなくかなり平たいステータスをしている
　後述するがこれは歩行杖を運用する上で決してデメリットではなく非常に大きな魅力となっている

　全体的に平たいステータスをしているが幸いにも歩行杖では長所足りえる点である
攻：
　かわいい
速：
　ステータス総合値インフレおよび良配分キャラの実装が進んでいる現状において速の半端さは「極端に遅いキャラには追撃が取れつつ」「極端に速いキャラとは速度で争わない＝速にステが振られていないため配分で無駄をしていない」と言い換えることも出来る
　前者は言うまでもなくステータス配分の最適化が進んでいる現状においてはサクラが追撃を出せる状況もかなり多い
　一方で高速アタッカーとの戦闘についても反撃を許さない杖においては全て避ける必要があるわけではなく引き戻しや踊りのフォローによって無理なく削り・デバフを入れることが出来る
　速の観点から見てサクラが戦闘で腐る場面は極端に少ないことが窺える　
H・守・魔：
　魔に偏ったキャラの多い杖では珍しく耐久面は意外にも極端な偏り方をしていない
　これは極端な高火力キャラを受けない限りは一回の戦闘で落とされることが少ないことを意味する
　竜ユニットの持つ「射程2のユニットへ攻撃したとき守備・魔防の低い方で計算」能力に対しても弱くない
　杖も強力な戦闘補助が行える昨今では前線に出したい場合も多いが耐久・速度の面から見てサクラは若干無茶をさせやすいユニットであり運用しやすい

『金剛の反撃・近距離』＋『アブゾーブ＋』
　体感ではサクラのステータスにかなりマッチしており最も使用頻度の高いビルド
　能力考察にある通り極端な高速アタッカーを相手にしない限りは1戦闘で落とされにくいステータスである
　反撃時に回復が誘発することで連続戦闘を苦とせず次々に返り討ちに出来る　性質上戦禍オートにも向くと言える
　とりわけ魔の低い相手であれば多少のダメージを受ける戦闘でも結果的に無傷で抑えることが出来たりする
　マップに応じてCスキル・聖印および周囲の紋章・封印を併用することで速を盛ったり守魔を盛ることで活躍の幅は各種アビサルにまで広がる
　
　なお受けをメインに据えるビルドのためマップによっては幻惑杖がマストにならない
　例えば錬成を神罰にしBスキルを『攻撃魔坊の凪』にすれば更に耐久性能が上がるし『救援/離脱の行路』ならば取り回しがよくなる
　流行りの絶対追撃持ちを相手取るならば見切り追撃を使おう
　総じて自分から攻めざるを得ない防衛編成には不向きだが自操作では非常に強力
　5限スキルを『金剛の反撃・近距離』のみに抑えられる点も魅力　
　(運用例：絆英雄戦アイク&ユリア)

　2021/8/18より追加された新スキル『近反・金剛の構え』もコンセプトに合致したスキル
　『金剛の反撃・近距離』との違いは竜に反撃可能な代わりに攻撃+5のボーナスがないこと
　サクラの攻撃力は控えめであり攻撃力の増加はそのままアブゾの回復量にも直結することから基本的には『金剛・近距離』のほうがオススメ
　ただし竜を受ける必要があるのなら当然選択肢にあがるだろう
　(運用例：リミテッドアビサル　ソティス)


　2023.2待望の杖攻撃奥義である『重圧の聖光』や新世代スキル『神罰・因果応報』が登場したためさらなる火力アップに期待できる
　とりわけ後者を使う場合は攻速を盛ることが望ましいが仮想的によって耐久と速さのどちらを取るべきか熟考する必要がある
　また『見切り・追撃不可』は聖印や外付けで補うことが望ましいか
　2024には「金反」のほぼ上位互換である『近半・強化増幅』が登場したが素材は非常に希少
　
『感謝の花の杖+』
　守備魔防に大きな補正をかけつつ戦闘後の定数回復を与える武器
　ダメージをほぼ受けないレベルで防げる戦闘ならば威力が高い分こちらのほうがアブゾーブより性能が高くなる
　2024.3現在ではサクラのステータスでそこまでの耐久を得るためには不動4?を活かすことが必要不可欠でありほぼ『近半・強化増幅』『不動4』『守備魔防の脅嚇』『見切り・追撃不可』『響・攻撃の信義』の固定ビルドになると思われる
　『神罰・因果応報』を用いることが出来ず、『幻惑の杖』効果も付与できないため火力面では劣り攻めには向かないが受けとしては抜群の安定度を誇る
　(運用例：闘技場)

　
　
『魔器・愛らしい雪杖』『フラッシュ(キャンドル)＋』『メランコリー(キャンディの杖)＋』『ヤシの木の杖＋』『グラビティ＋』など
　これらの杖を使う際は自分から戦闘を仕掛けることになることが多く攻速盛りのビルドが有効
　杖はAやSのスキルにかなり強い制限が課せられているが『攻撃速さの秘奥』を使用することが可能
　杖攻撃奥義である『重圧の聖光』が登場したことを加味するとアタッカーベースならAスキルはこれで決まりだろうか
　攻速振り杖向きの新世代スキル『神罰・因果応報』が登場したことも大きい
　この場合もやはり『見切り・追撃不可』を聖印や外付けで補うことが望ましいか
　
　総じて性質上こちらから攻めることになる防衛編成時・高速アタッカーが多くサクラの受け性能をあてに出来ないマップではこちらの運用でアタッカー兼サポーターに回るのが良い
　この運用方法をとる場合は騎馬杖・飛行杖に機動力で見劣りする点が気になるが可愛さが65535でカンストしているので些細な問題だろう
　
『聖祭の杖＋』
　素の可愛さ65535が65535乗されて大変なことになる　カードキャプターサクラ

もしエリーゼさんと一緒なら

言わずと知れたifの中で一番癒し系な白夜の末王女
おそらくデフォルトでは戦巫女としての運用が想定されており戦巫女に専用衣装が与えられている
サイファでの初出SRも戦巫女であり無双でもデフォルトで弓装備
よく伸びる魔力と併せてシャイニングボウとの高相性がわりと有名
かわいいけどわりと言うこと言うところが非常に魅力的
とりわけ持っている強さのベクトルがかなり違う方を向いているレオンとの支援などは印象的

ミカヤ(伝承)?が輸入されたりしているがサクラはサクラ(ハロウィン)がFEHからサイファに輸出されている
ちなみにFEHと違いクラスは『巫女』のヒーラー扱いで攻撃できないので主人公にする場合は注意しよう

　
性能面の話をする前段階として黎明期のサイファについて軽く触れるとカードが全体的に絆(MtGに於ける土地)を二枚裏にすることでリソースを一枚稼げるようデザインされておりマリアのリザーブ(絆3裏で墓地のカードを2枚回収)が優秀とされていた
　
そんな中第2弾で登場した戦巫女サクラは絆4裏で墓地3枚回収と効率の面では最高であったがより使いやすく優秀なアドバンテージ源であるエリーゼが登場してしまい採用は限られた

　
その後の第7弾にて登場した陰陽師サクラは絆3裏(+オーブを1枚表にする)で3ドローの能力を与えられており非常に優秀なアドバンテージカードである
通常は絆2裏で1枚分のアドバンテージを得られるところを絆1裏あたりで1枚分のアドバンテージを得られており効率は実に二倍
現在では条件付き1絆1ドローが基本となってきたがこのスペックはかなり時代を先駆けており現在でも有用
ゲーム開始時のオーブは5枚なので通常は5回しか起動が出来ないがオーブを裏にするカードを併用することで無限にアドバンテージを得ることが可能
ただし白夜のカードはアグレッシブな戦略を後押しするカードが多い
ポジティブな見方をすればサクラはそんな白夜の貴重なリソース源なのだがデッキ単位で見たときにコンセプトに合致しないことも多く採用率は高くもなく低くもなくと言ったところ

　
コントロール色の強いサクラを強く運用するためには同じくコントロール色に優れる覚醒や聖戦の力を借りたいが一枚でもその色の絆がなければ出撃できないというゲームの性質上ある程度の枚数の白夜カードを採用する必要があるのが悩みどころ
　
そこで主人公として運用することでサクラを大量に積むことが肯定される
これにより白夜カードの枚数を担保しつつコントロールデッキでサクラを運用することが可能となるし手札が大変かわいらしく目の保養になって強力
　
サンプルリスト

　

基本的なゲームプラン
1.グレゴ・ヒサメを壁にしたりCCしたりで序盤をやり過ごす
2.相手の主人公は一切攻撃せずに周囲に出されたユニットのみを倒して身を守る
3.ディアドラ・リーフセリス・リノアン・ノノルフレのフォローを受けて相手の取り巻きだけをさばきながら毎ターン3ドローを繰り返す
4.相手が撃破を嫌って手札をため込んできたらデューテを連打する
5.こちらの手札が20枚程度になり全ての攻撃を回避できる・かつ相手の場のユニットがいなくなり手札もなくなってから相手の主人公を攻撃し始める
　
序盤さえ乗り切ればこちらだけ相手の4倍カードを引いているようなものなので簡単にゲームメイク出来る
大量にカードを引く関係で用途が狭い1積みのピンポイントメタカードを引き込みやすいのも魅力
そのため透魔王カムイなどのミッドレンジ以上のデッキにはそれなりに有利に戦える
弱点は《トラキア王　トラバント》や序盤に押し切られることのほかにサイファのサービスが終了したことなど