愛を信じますか?

• 特別な追加効果の無い、戦闘中ステータス補正スキル。
• 現在では完全にインフレに呑まれてしまったが、実装当時は飛行用のBスキルの実装が滞っており、
  ステータス補正を得られる汎用スキルが存在しなかった事から、そこそこ強力なスキルと言えた。
  • ただし、飛行以外の兵種に目を向けると、
    無条件でステータス補正を得られる上に「強化無効」の追加効果もある「凪」が、
    一年近く前から歩行騎馬に実装されていた為、インフレに呑まれるのは必然だったと言えるだろう。

スキル効果

効果1

• 重装、騎馬の敵限定で発動する、「待ち伏せ」の効果。
  歩行・飛行相手の敵には発動しないものの、HP条件やステータスの差といった面倒な条件が無い上に、
  スキル所持者である伝承シーダの専用武器「扶翼ウイングスピア」には、
  「重装騎馬特効」の効果がある為、「先制攻撃をしつつ、特効ダメージを叩き込む」という設計となっている。
  • 重装は耐久の高いキャラが多く、先制攻撃をしても一撃で葬り去るのは難しいが、
    騎馬は耐久を捨てたキャラも多い為、基本的には対騎馬を意識した効果だと捉えて良いだろう。
  • 伝承シーダのデフォルトAスキルは「遠反・攻撃の渾身」である為、
    無改造で遠隔の敵に対しても効果を発揮できる設計となっている。
  • ただし「待ち伏せ」の宿命として、「反撃不可」や「不動の姿勢」等には注意が必要。

効果2

• 効果Bは、自身に【有利な状態】としての「待ち伏せ」を付与する、非常に珍しい効果。
  これにより、効果1で対応していない歩行と飛行の敵に対しても、先制攻撃が可能となっている。
  • ただし、伝承シーダの「扶翼ウイングスピア」は特別火力が伸びるスキルという訳ではなく、
    先制攻撃をした所で、特効抜きで一撃で葬り去れるのは耐久の低い敵に限られてしまう。
  • また付与タイミングが「戦闘後」とある通り、「先制攻撃で返り討ちにしたい敵」と戦う前に、
    別の敵と戦う必要がある点も非常に扱い難く、活用出来る状況はあまり多くない。

スキル効果

効果1

効果2

• 効果Cは「回避」と全く同じ割合ダメージ軽減効果。
  これまで「回避」以外のスキルに速さの差を参照した割合ダメージ軽減効果が内蔵される場合は、
  「回避3」と同じ「速さの差×4％軽減(最大40％)」だったが、
  「愛する人がいますか」は「回避4」と同じ値の、「速さの差×5％軽減(最大50％)」となっている。

効果3

• 「固定のダメージ量を軽減」の効果。
  ダメージ計算式では「ダメージを◯◯％軽減」の割合ダメージ軽減の後に計算される為、
  組み合わせた時の相性は非常に強力であり、前述の効果2-Cと合わせて、非常に大きなダメージ軽減効果が期待出来る。
• 敵が重装、騎馬の場合は◯の値がそのまま固定ダメージ軽減値になり、戦闘中常時発動する。
  一方で敵が重装、騎馬ではない、つまり歩行、飛行の場合は、◯の値が40％のマイナス補正が掛かり、
  軽減対象も「最初に受けた攻撃と2回攻撃」に限定されて、追撃のダメージは軽減出来なくなってしまう。
• 追加条件とも言える◯の値は、自分か味方の強化の合計値が高い方を参照する。
  「強化無効」によって自身の強化が無効化されても、
  周囲の味方が強化を受けていれば、味方の強化の合計値を参照する。
  • スキル所持者である響心シーダの専用武器「純白ウイングスピア」には、自分と味方に「攻撃速さ+6」、
    更にデフォルトCスキルである「守備魔防の信条」には、自分に「守備魔防+6」の強化を付与する効果がある。
    その為、◯の値はデフォルト設計で「24」となり、「強化無効」を受けても味方を参照すれば「12」となる。
  • 最終的なダメージ軽減値は、
    敵が重装騎馬の場合は、自分参照で「ダメージ-24」、味方参照で「ダメージ-12」となり、
    敵が歩行騎馬で40％の補正が掛かった場合、自分参照で「ダメージ-9」、味方参照で「ダメージ-4」となる。

あなたは愛を信じますか？
あなたに愛する人がいますか？

• ファイアーエムブレム暗黒竜と光の剣、および新・暗黒竜と光の剣の、
  第8章「港町ワーレン」で、シーダが敵軍のロジャーを説得する時の会話。
• それまで愛について語り合った上で出て来た台詞という訳ではなく、
  「わたしはタリスのシーダ」と名乗った直後にいきなりこの台詞が飛び出してくるので、
  当のロジャー本人にも「なっ、なんだぁ……あんた、大丈夫かい？」と言われており、
  新紋章ではクリスに当時の事を語り「そ、そんな説得の仕方を…」と驚かせている。
• 原文では「愛する人がいますか？」だが、ヒーローズのスキル名は9文字制限である為、
  響心シーダのスキルでは、クエスチョンマークが外れている。