虚勢

Tue, 09 Apr 2024 00:05:27 JST (25d)
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概要 Edit

  • 差を比較するスキルの比較判定時に、判定に補正を掛ける聖印専用スキル。
  • 「差を比較するスキル」にしか影響しない為、速さの差による追撃判定や、ダメージ計算は勿論、
    「ダメージ+速さの◯◯%」等のスキルにも影響しない。
  • 「差を参照するスキル」であれば、戦闘中だけでなく、戦闘開始時や戦闘外でも判定される。
  • 聖印限定スキルなので、装備にSPは必要ないが、査定上はSP200として扱われる。

速さの虚勢 Edit

速さの虚勢3
種類聖印限定スキル
実装日17/07/07(バージョン1.5)
必要SP200
継承制限なし
効果速さの差を比較するスキルの比較判定時、自身の速さ+10として判定
+  展開する
  • 対象となる主なスキルは、「風薙ぎ・水薙ぎ?」「柔剣?」「回避」「速さの先制?」や、
    【有利な状態】【見切り・追撃効果】等。
  • 「+10」という数値は非常に大きいものの、最も重要な追撃判定に影響しない為、
    追撃の機会を逃せば、与ダメージを大きく減らしてしまう事になり、
    逆に追撃されてしまっては、被ダメージを増やしてしまう事になる。
    その為「普通に速さの上がる聖印を付けた方が強い」というのが一般的な評価である。
    • 速さを大きく伸ばせる聖印としては「孤軍」や「密集?」等が候補に上がり、
      一般的にはこれらのスキルが優先される。
      しかし手番制である英雄決闘では、「孤軍」や「密集?」の発動条件を上手く満たせない事もある為、
      発動条件が全く無い「速さの虚勢」の方が扱いやすい場合もある。
      特に「回避4」や「速さの先制?」は戦局を大きく変える強力なスキルである為、
      「速さの虚勢」は「状況に左右されずに扱える手堅い聖印」として活用が期待出来る。

下位スキル Edit

+  展開する
速さの虚勢2
必要SP100
効果速さの差を比較するスキルの比較判定時、自身の速さ+8として判定


速さの虚勢1
必要SP50
効果速さの差を比較するスキルの比較判定時、自身の速さ+5として判定
  • 聖印限定スキルなので一度覚醒してしまうと、これらの下位スキルを扱う手段は無くなる。

魔防の虚勢 Edit

魔防の虚勢3
種類聖印限定スキル
実装日20/08/08(バージョン4.8)
必要SP200
継承制限なし
効果魔防の差を比較するスキルの比較判定時、自身の魔防+10として判定
+  展開する
  • 対象となる主なスキルは、「謀策」「混乱」や「竜鱗障壁」や、
    専用スキルであるエリミーヌの「聖女の杖?」や、セイズの「共に未来を見つめて」等。
  • 「速さの差」は自身の戦闘に影響するスキルばかりなのに対し、
    「魔防の差」は戦闘外で【不利な状態異常】を撒くスキルが多く、
    踊り子や杖などのサポート役の聖印として需要が大きい。
    一方で、自身の戦闘に直接影響する「竜鱗障壁」に関しては、
    「速さの虚勢」と同じように「普通に魔防の上がる聖印を付けた方が強い」と言えるだろう。
    • 専用スキルであるエリミーヌの「聖女の杖?」や、セイズの「共に未来を見つめて」は非常に強力な効果を持つ為、
      自身が「魔防の差を比較するスキル」を所持しないキャラであっても、
      対抗策として「魔防の虚勢」を採用する戦術も存在する。

下位スキル Edit

+  展開する
魔防の虚勢2
必要SP100
効果魔防の差を比較するスキルの比較判定時、自身の魔防+8として判定


魔防の虚勢1
必要SP50
効果魔防の差を比較するスキルの比較判定時、自身の魔防+5として判定
  • 聖印限定スキルなので一度覚醒してしまうと、これらの下位スキルを扱う手段は無くなる。

ターン開始時のステータス比較と強化・弱化について Edit

+  展開する
  • 混乱」や「謀策」といった汎用スキルや、
    エリミーヌの「聖女の杖?」や、セイズの「共に未来を見つめて」等、
    FEHには「ターン開始時に、自分より特定ステータスが◯◯以上低い敵を妨害する」というスキルが数多く登場している。
  • 「ターン開始時」と表記されたスキルは、敵軍ターンでは発動せず、
    「自軍ターン開始時」限定で発動する。
  • これらのスキルは戦闘外で発動する為、「戦闘中」のステータス補正を受けず、
    基礎ステータス増減スキル」や「虚勢」、
    そして強化と弱化(あと【パニック】が反映された状態の数値が参照される。
    しかし自軍ターン開始時のステータス判定スキルは、強化も弱化も自軍に対して不利に働きやすい。

強化について Edit

  • 強化は【有利な状態】の一種である為、自軍ターン開始と同時に解除されてしまう。
    これにより「自軍ターン開始時」に発動するステータス比較スキルに、自分の強化を反映させる事は出来ない。
    • この時、「鼓舞」等の「ターン開始時に強化を付与するスキル」が発動しても、
      「自軍ターン開始時のステータス比較スキル」には影響を与える事が出来ない。
  • 自分の強化は反映されない一方で、「自軍ターン開始時」というタイミングは、
    敵軍の【有利な状態】には全く影響が無い為、敵の強化は問題なく影響する。
    つまり「自軍ターン開始時のステータス比較スキル」に於ける強化は、
    「自軍には反映出来ないが、敵軍にはしっかり反映されている」という、
    自軍に対して一方的に不利な判定となってしまう。

弱化について Edit

  • 【不利な状態異常】の一種である弱化は、「行動終了時」のタイミングで解除される。
    【有利な状態】とは解除タイミングは異なるものの、
    「自軍ターン中に相手に付与して、ターン終了時には解除されている」という状態が一般的。
    その為、「自軍ターン開始時のステータス比較スキル」に於ける弱化は、
    「自軍には反映されているが、敵軍は解除されている」となりやすく、
    強化とは逆ではあるが、弱化も自軍に対して一方的に不利な判定となる事が多い。
    • ただし【暗器】等により、敵軍ターン中の敵の行動終了時に弱化が付与された場合は、
      弱化が反映された数値でステータス比較を行う事が出来る。
    • 強化と同じく、「封印」等の「ターン開始時に弱化を付与するスキル」が発動しても、
      「自軍ターン開始時のステータス比較スキル」には影響を与える事が出来ない。

敵軍ターン開始時の場合 Edit

  • 強化も弱化も両方とも不利になる「自軍ターン開始時」というタイミングだが、
    一部のスキルには「敵軍ターン開始時」という発動タイミングを持つスキルも登場している。
    敵軍ターン開始時の場合、強化も弱化も逆転するので、自軍にとって圧倒的に有利な判定となる。

関連スキル Edit

速さの差を比較するスキルの比較判定時、自身の速さ+10として判定子供ワユ?」「正月レテ
速さの差を比較するスキルの比較判定時、自身の速さ+7として判定フレイヤ様」「バニーフィル」「伝承ディミトリ」「響心シーダ」「回避4」「絶対化身・察知4
  • 「速さの虚勢」と同じ、「速さの判定+」のスキルしか登場しておらず、
    聖印として実装されていない「Hな虚勢」「攻撃の虚勢」「守備の虚勢」は勿論、
    「魔防の虚勢」を内蔵したスキルも実装されていない。
  • 回避3」の実装時、「『速さの虚勢』と組み合わせたら強いのでは?」と、
    一瞬だけ話題になったが、結局「普通に速さの上がる聖印を付けた方が強い」という結論になり、
    回避3」事態も、速さのステータス補正が無い為、
    「高速キャラ同士で他のBスキルを装備されていると、後れを取りやすい」という問題点を抱えていた。
    そんな中で、ver7.1に実装された「回避4」は、スキルそのものに「速さの虚勢」の効果を内蔵。
    これに対抗するように、「速さの虚勢」を内蔵したスキルも増えて行った。
  • 天馬行空」や「慧眼隊形」の様な一部のスキルには
    「自分の速さが『敵の速さ-◯』以上の時」という発動条件があるが、
    これは「自分に速さ+◯した上で、敵より上回っている時」という内容である為、
    そのスキル限定の「擬似虚勢効果」と言えるだろう。
    • 天馬行空3」と「慧眼隊形3」も元々は、
      「『敵の速さ-4』以上の時」という控えめな「擬似虚勢効果」だったが、
      回避4」以降に登場した「天馬行空4」「慧眼隊形4」は
      「『敵の速さ-10』以上の時」条件となり、「回避4」に対抗するように、
      「擬似虚勢効果」も大幅に強化されている。

基礎ステータス増減Edit

  • 「魔防の虚勢」と同じく、戦闘外の「魔防の差」を参照して【不利な状態異常】を撒く、
    謀策」「混乱」等に補正を掛ける為に採用されるスキル。