紫煙・幻煙

• 初期は敵に弱化を撒く手段が少なく、対抗馬となるCスキルも少なかった事から、
  実装当時はそこそこ優秀なスキルであった。

下位スキル

スキル効果

• 敵の攻撃を下げつつ、自身の耐久を上昇させる効果を持つ。
• 付与される強化と弱化の値は、どちらも汎用スキルとしては最大級。
  差し引きで守備魔防+13相当となる点は非常に強力。
  しかし「紫煙」シリーズ恒例の「スキル所持者本人の最初の一戦には効果が無い」のデメリットがある為、
  「敵の行動範囲ギリギリに待機して1、2体の攻撃を受ける」という丁寧な立ち回りには向かず、
  「敵軍の目の前に居座って複数の敵から攻撃を受ける」という豪快な立ち回りに向いている。
  しかし最新の凶悪キャラが並びがちな飛空城や英雄決闘では、
  余程の耐久自慢のキャラであっても複数人受け切るのは危険な為、
  強力な【有利な状態】や「紋章効果」を持つキャラのサポート込みで採用を検討したい。
• 強化と共に「敵は追撃不可」の【有利な状態】も付与される。
  こちらも強力な効果ではあるが、対策となる「見切り・追撃効果」や絶対追撃を内蔵しているスキルや、
  それらを外付けする手段が増えており、汎用性の高い効果とは呼べなくなっている。
• 敵の耐久を下げる事は出来ない為、
  後続の味方への戦闘サポートや、再行動スキルを使った連戦といった状況では活かし辛い。
• 飛行近接限定ではあるが、耐久用Bスキルである「警戒姿勢4」とは相性が良い。
  詳しくは下記の「[[速さの紫煙4>を参照。

下位スキル

「攻撃の紫煙3」

スキル効果

|~効果C|戦闘後、自分に【回避】を付与|→【回避】

• 敵の速さを下げつつ、自身の速さを上昇させる効果を持つ。
• 付与される強化と弱化の値は、どちらも汎用スキルとしては最大級。
  差し引きで速さ+13相当となる点は非常に強力。
  さらに耐久向けの効果である【回避】も付与される為、耐久性能が大きく上昇する。
• 「攻撃の紫煙4」と同じく「敵軍の目の前に居座って複数の敵から攻撃を受ける」
  という運用に向いているスキルだが、
  敵の速さを下げる事は追撃機会を増やし、ダメージ増強へと繋げられる為、
  「後続の味方への戦闘サポートや、再行動スキルを使った連戦」といった状況でも生かす事が出来る。
• 【回避】は被ダメージを大幅に軽減出来る効果である為、非常に強力ではあるが、
  「ダメージ軽減を無効?」の効果を持つスキルも増えており、油断は禁物。
• 「紫煙」シリーズ恒例の「スキル所持者本人の最初の一戦には効果が無い」のデメリットがあるが、
  「敵から攻撃された最初の戦闘はダメージ60％軽減、それ以外では30％軽減」の効果を持つ、
  飛行の剣槍斧限定のBスキル「警戒姿勢4」とは非常に相性が良い。
  最初の戦闘は「警戒姿勢4」の60％軽減が発動し、
  2戦目以降は「警戒姿勢4」の30％軽減×【回避】の40％軽減で、合計58％軽減となり、
  「速さの紫煙4」と「警戒姿勢4」の欠点を帳消しし合い、
  ほぼ常時ダメージ60％軽減の恩恵を受けられる事になる。
  • ただし、無条件でダメージ軽減が発動する「警戒姿勢4」と違い、
    「速さの紫煙4」の【回避】は速さの差次第である為、相手が自分よりも速かったり、
    「回避4」のような「速さの虚勢」効果を持つ場合は機能し難くなってしまう。

下位スキル

「速さの紫煙3」

• 「守備の紫煙4」「魔防の紫煙4」は登場せずに、
  「守備の紫煙3」と「魔防の紫煙3」をミックスさせる形で上位スキルが登場。
  これにより物理・魔法の両方の味方のサポートが可能となった。

スキル効果

|~効果C|戦闘後、自分に【天駆の道】を付与|→【天駆の道】

• 受け寄りのスキルである「攻撃の紫煙4」「速さの紫煙4」と違い、
  「後続の味方への戦闘サポートや、再行動スキルを使った連戦」を大前提とした、攻撃的なサポートスキル。
  その為か、攻撃の強化付与は自分だけでなく、味方にも対応している。
• 強化と共に付与される【天駆の道】は、
  使い方次第では凶悪な性能を発揮する、味方の移動サポート効果だが、
  敵陣に単騎で切り込んでしまうと効力を発揮し難くなってしまう為、
  【再移動】の効果を持つスキルと組み合わせて、攻撃後に後ろに下がりつつ、
  味方の「道」となりやすい位置取りをする事で、真の効力を発揮すると言えるだろう。
  • 味方にも付与される強化と違い、【天駆の道】はスキル所持者本人にしか付与されない。

下位スキル

「守備の紫煙3」
「魔防の紫煙3」

• 「守備魔防の紫煙1」「守備魔防の紫煙2」は存在せず、
  既存の「守備の紫煙3」「魔防の紫煙3」のどちらを下位素材としても継承可能となっている。

• 【不利な状態異常】ではなく、敵に奥義発動カウント+を撒くスキル。
  「紫煙・幻煙シリーズ」唯一の例外。
• 「紫煙・幻煙シリーズ」共通の「スキル所持者本人の最初の一戦には効果が無い」という問題点はあるが、
  「敵に奥義発動カウント+を撒くスキル」として、他のスキルと比較すると、
  複数の対象にばら撒ける上に、継承制限が少なく、ある程度狙った相手に当てられるのが強み。
• 黄色枠の最新スキルと比較すると効果の数からして劣ってはしまうが、
  複数の「奥義発動カウント-するスキル」を組み合わせて、
  高カウント奥義を叩き出す戦法も流行っており、対策として効果的な部類に入る為、
  持たせておくとバージョン7でもチラホラ仕事をしてくれる奴である。

下位スキル

• 戦闘後に【パニック】をばら撒く、
  杖の武器スキルの「パニック+」をCスキル化した様なスキル。
  • ただし「パニック+」とは、条件が若干異なっている。
• 付与される状態異常が【パニック】のみという都合上、
  敵が強化を受けて居なければ意味を為さない。
• 実装当時はそこそこ評価された「紫煙3」と違い、「恐慌の幻煙3」実装時は優秀なCスキルが増えており、
  希少な星5限定スキルの時期も長かった事から、あまり注目を浴びないスキルであった。

下位スキル

スキル効果

• 【パニック】だけをばら撒く「恐慌の幻煙3」から、
  数値は控えめではあるが全ステ-3の弱化ばら撒きが追加。
  これにより敵が強化を受けていなくても、後続が有利に戦えるようになった。
• 更に自分と味方に【敵弱化増幅】を付与。
  効果Aの全ステ-3の弱化と合わせると、このスキル単体でも「敵の全ステ-6」となる上に、
  別のスキルで強力な弱化を与えていたり、敵が強化を受けていた場合は、
  相乗効果で更なる敵のステータス減少を期待出来る。
• 味方に【敵弱化増幅】が付与される範囲は、「自分の十字方向」と、少々特殊。
  遠距離騎馬のようなキャラは、突出して敵軍に攻撃を浴びせるシチュエーションが多い都合上、
  「守備魔防の紫煙3」の「周囲2マスの味方に強化を付与」よりは使いやすいかもしれないが、
  それでも特殊な範囲である事には変わりないので、味方にも恩恵を授けたい場合は位置取りに注意が必要。

下位スキル

「恐慌の幻煙3」

• 戦闘後に【回復不可】を撒くだけでなく、
  本人の戦闘でも効果を発揮する、「紫煙・幻煙シリーズ」唯一の例外。(2人目)
• スキル説明文にある通りありとあらゆる回復効果を妨害する事が可能だが、
  メタスキル故に、相手が回復効果を持っていなければ機能しない。

下位スキル

スキル効果

効果1

効果2

• 効果1と同じく、自身の戦闘中に効力を発揮する、
  「祈り」と同等の即死ダメージ軽減を無効にする効果。
  FEHスレでは同等のダメージ軽減効果をひっくるめて「祈り」と呼ばれる事が多く、
  「祈り無効」と呼びたくなる効果だが、「敵の奥義以外の」という制約があり、
  「祈り」そのものは奥義スキルである為、無効化出来ない。

効果3

• 効果Bは前述の効果2と同じ「祈り効果無効」の効果を、【不利な状態異常】としてばら撒く効果。
  こちらも「奥義以外の」という制約がある為、「祈り」そのものは無効化出来ない。
• 他の「紫煙・幻煙」の黄枠スキルと違い、自身や味方に【有利な状態】を付与する効果は無い。

下位スキル

「不治の幻煙3」