拍節

スキル効果

• 「呼吸」「キャンセル」といったスキルを無効化出来るメタスキル。
• メタスキル故に、相手が該当するスキルを持っていなければ効果が無い上に、
  持っていたとしても有効に働くとは限らない、そんな問題点を抱えたスキルである。

「敵の奥義発動カウント変動量+を無効」について

• 「呼吸」を筆頭とした「奥義カウント変動量+1」の効果は非常に強力であり、
  無効化出来れば敵の戦略を乱すことが可能となる。
• しかし「奥義カウント変動量+1＝カウント変動量2」の状態を、通常の「カウント変動量1」に戻すだけなので、
  相手の奥義発動カウントが全く変動しない状態になる訳ではなく、
  「敵の戦略を乱す」程度にしかならない。
• 単に「敵の『カウント変動量2』の状態を『カウント変動量1』にして、敵の戦略を乱す」のが目的であれば、
  「拍節」の「敵の奥義発動カウント変動量+を無効」ではなく、
  「キャンセル」の「敵の奥義発動カウント変動量-」でも可能な上に、
  「キャンセル」であれば「奥義カウント変動量+」の効果を持たない敵に対して、
  「カウント変動量0」にする事も可能である為、より幅広い敵へと対応できると言える。
• 「敵の奥義発動カウント変動量+を無効」と「敵の奥義発動カウント変動量-」を両立する事で、
  敵が「奥義カウント変動量+1」の効果を持っていても、「カウント変動量0」にする事が可能となる。
  「キャンセル」はBスキルである為、「拍節」と両立は出来ないが、
  幸いにもBスキル以外でも内蔵されている事の多い効果である為、両立自体はさほど難しくはない。
  しかし、相手が「自身の奥義発動カウント変動量-を無効」を持っていた場合や、
  「戦闘外で奥義カウントを溜めるスキルを使い、戦闘中のカウント変動量に頼らずに奥義を放つ」
  といった戦略には対応できない為、「拍節」＋「キャンセル」を組み合わせても、
  完全に敵の奥義をシャットアウトする事は出来ない。
• さらに根本的な問題として、そもそも「拍節」の耐久向け能力は
  「敵の奥義発動カウント変動量+を無効」を除くと、単なるステータス補正のみ。
  「奥義を防ぐ事は出来ても、耐久が足りずに敵の通常攻撃で撃破されてしまう」という危険性も浮上してしまう為、
  耐久用スキルとして採用出来るのは、他のスキルで耐久を確保できるキャラに限定される。
  • Bスキルは耐久を上昇させるスキルが非常に多い枠組みである為、
    「拍節」を採用しつつ、他のスキルで耐久を確保するのは難易度が高い。
  • 「盾系奥義」を筆頭とした防御系奥義を採用する事で、もう一つの効果である、
    「自身の奥義発動カウント変動量-を無効」を耐久向けの効果へと転化させる事も可能。

「自身の奥義発動カウント変動量-を無効」について

• 「キャンセル」を筆頭とした「敵の奥義カウント変動量-1」の効果を持つスキルは非常に多く、
  それらに妨害される事なく、安定して奥義を発動出来る様になるのは、それなりに優秀な効果と呼べる。
• ただし「拍節」は歩行専用のBスキル。
  歩行は「始まりの鼓動」や「歩行の鼓動」等のスキルの存在により、
  「戦闘外で奥義カウントを溜めるスキルを使い、戦闘中のカウント変動量に頼らずに奥義を放つ」
  という戦法が容易な職種である。
  この「開幕奥義叩き込み戦術」は敵の反撃を許す事なく葬り去れる非常に強力な戦術として、
  ver6～7では流行している為、「拍節」をわざわざ採用する意義は薄いと言えた。

下位スキル

スキル効果

• 「拍節3」からステータス補正が若干上昇した上に、「ダメージを◯◯％軽減を半分無効」の効果が搭載された。
• 「ダメージを◯◯％軽減を半分無効」は「拍節」が本来搭載していた効果と同じく、
  相手が該当するスキルを持っていなければ効果が無いメタスキルであるが、
  ver7の環境は非常に猛威を振るっている効果である為、幅広い敵に対して有効に働くだろう。
• 同じBスキルで、「ダメージを◯◯％軽減を半分無効」の効果を持つ、
  「理の見切り・追撃」「魔の見切り・追撃」とは完全に相互互換と呼べる。
  • ver7では「先導4」や【突撃】付与スキルの存在により、3,4マス移動する遠隔歩行や遠隔飛行が跋扈している為、
    移動2の近接歩行は「回避4」や「奥の手」といった、
    「ダメージ軽減系のBスキルを装備して、ある程度の攻撃を耐える用にしなければ、戦場に到達する事すら難しい」と言われていた。
    その為「理の見切り・追撃」「魔の見切り・追撃」は遠隔歩行に継承されるケースが多く、
    相互互換である「拍節4」も同じく、遠隔歩行を中心に採用を検討するのがよいだろう。